着物の状態と買取り価格について

着物はその状態次第では、中古再販売目的の対象として買取価格が付く品物となります。業者側の査定が主な指標となって買取価格が決定されますが、高額買取の対象となる為には3つの原則が存在するとされます。
まず1つの原則は、汚れや破損の程度が少ないという事です。修復が難しい破損・汚れ・焼けがある場合、買取金額は大きく減額とされてしまいます。また保管状態によって、防虫剤の臭いが強く移ってしまっている・カビが生えているといった場合も、やはり大きな減額要因となります。裏を返せばこうした条件に当て嵌まらない良品であれば、高額買取の対象となり得る訳です。
次に、汎用性の高さが確保されている事が2つ目の原則となります。着物は中古販売される場合、購入者に合うように仕立て直しをする事が一般的です。ところが丈が155cmを切る小さなサイズになって来ると、仕立て直しが難しいという側面があり、対象となる着物は買取査定額がマイナスとなりがちです。反面、160cm台の大きさの場合はある程度そのままでも着れる可能性の高い標準的なサイズとなり、仕立て直しも容易なので高額査定の対象となる可能性があります。その他、柄の個性が強過ぎて購入者を選ぶと考えられる着物についても、マイナス要因となる可能性があります。
最後に、購入からの期間・使用回数が3つ目の原則となります。着物に限った事ではありませんが、買取査定についてはより新品に近い状態のものほど、額が高くなる傾向にあります。そして特に着物の場合は前述のように保管に伴う問題が発生する可能性がある為、伝統工芸品に該当するような高級品で無い限り、概ね販売開始から10年を以って買取対象自体から外れ易くなるという特徴があります。従って、売却を考えた時点で極力早く査定・手続きを整えてしまうのが必要があります。
これら3つの原則を良い方に全て満たした着物を査定に掛ける事が出来れば、高額での着物買取が期待出来ます。そして条件を満たす為には、常日頃から条件を満たす為の心掛けがポイントとなります。